6.0メディアツアーの参加者SlyAKAgreyfoxさんとAfroSenjuさんによる合同インタビューから、主な内容をまとめました。


動画 インタビューは05:04:30頃から
https://www.twitch.tv/videos/1175497669



Sly:
まず、クラフター・ギャザラー関連の質問です。
漆黒のヴィランズではミーン工芸館がありましたが、暁月のフィナーレでも同じシステムなのか、それとも新しいものが実装されるのでしょうか?

吉田P:
ミーン工芸館にまつわるシステムは、システム的には非常に良かったと思っているので、あれをそのまま利用して、場所と登場人物が新たになって、今回はシャーレアンにあるアルフィノやアリゼー、クルルたちが卒業したシャーレアン魔法大学という所を舞台としたクラフター・ギャザラーのクエストが進んでいくことになります。

非常に魅力的なキャラクターが多数登場します。
よく知ってる人は知ってるかもしれないキャラの兄弟がいたりとか、学生に戻ったような気分で彼らと一緒にクラフター・ギャザラーの冒険に出れると思うので、是非楽しみにしててください。



AfroSenju:
自分はまだFF14をがっつり遊ぶようになったのは最近なのですが、過去のインタビューを見たりすると、World of Warcraftや他のMMOから多くのインスピレーションを得ているという話が多く見られました。
今後のPvPに関する変更にもこのような影響はあるのでしょうか?

吉田P:
PvPに関しては本当に難しいと思っていて、ルールやシステムだけを例えばインスパイアされて導入しようとしても、バトルのメカニクスが異なると、同じ結果には絶対ならないってことがよくわかってます、まず。

そしてこの8年やってきて、ARRからの運営でやってきてつくづく思ったのが、やっぱりどんなプレイヤーたちがFF14を遊んでいるかっていう所の理解なしには多分難しいんだなっていうのがすごく感じられていて、FFシリーズのフランチャイズってやっぱりコンソールで成長してきたフランチャイズなので、そもそもPvPに対して拒絶反応がある人が非常に多い、っていうのが実感です。
これは僕が想像していた以上に多いです。

特に、相手をキルするもしくはダウンさせるという直接的なコンバットが勝敗を左右するものっていうのが、かなり好き嫌いがはっきり分かれるんだなというのを実感として強く持っています、今。

特にFF14の中でPvP以外のコンテンツが増えれば増えるほど、当然いろんなことをプレイヤーがみんなやりたいと思うので、PvPをやるという優先順位がどんどん下がる傾向にある。

今それでも僕らはやっぱり挑戦は諦めたくないと思っていて、特にそれでもFF14の中でPvPを楽しんでくれている人たちっていうのもより情熱的にいるので、そういう人たちの期待にも当然応えていきたいと思っているので、今開発しているのは、少人数ではあるけれども、キルをしたりダウンを取ったりすることが直接的な勝敗というより、もっとスポーツライクに楽しめるものっていうのを作ってます。

だからどちらかというとPvPに関しては、自分たちのことをよく知りつつ、むしろMMOというよりは、例えばですけどApex LegendsとかFortniteとか、スプラトゥーンとか、むしろMMOじゃない遊んでて楽しいと思えるPvPとかをよく見るようにして、いろいろインスピレーションをもらったり参考にさせてもらったりしてます。



Sly:
地図パーティーについて。
現状でも他のサーバーに移動してトレジャーハントをすることができますが、データセンタートラベルも実装されるということで、PT募集で具体的にどのサーバーにいるかを表示させるようなオプションはできませんか?
現状、地図PTの募集はクロスワールドでは表示されず、ワールド内限定でしか表示されないので。

(翻訳でうまく伝わらなかった模様。しばらくの混乱の後)

吉田P:
それは申し訳ないんですけど、ワールド内の情報を管理しているサーバーというのはワールドごとに存在していて、監視者みたいなサーバーがあるんですけど、この監視者はサーバー内の情報は全て知ってるんですけど、このワールドを監視しているサーバー同士は通信をしないんです。
なぜなら、それをやっちゃうと処理負荷が高くなっちゃってボトルネックになる。
プレイヤーは当然チャットとかでコミュニケーションを取れるので情報はやり取りできるんですけど、サーバー自体はそれを知らないので、それを実装するのは不可能なんですよ。
やるにはサーバーを監視しているサーバー同士が通信をする必要があるんだけど、これをやってしまうとものすごい負荷になってしまうので、ちょっと今すぐっていうのは現実的には結構難しいことになります。


AfroSenju:
現在、クロスワールド募集やクロスワールドリンクシェルなどで別ワールドにいてもコミュニケーションができますが、データセンタートラベルをした場合元のデータセンターのチャットやPT募集は見れますか?

吉田P:
そこはデータセンターっていうのは、例えばもう国が違うと思ってもらいたくて、1つの国の中では自由に電話もできるしチャットもできる、メールも飛ばせるみたいなイメージですね。
ワールド間テレポをしている限りは国が変わるわけじゃないからそれが可能。
ところが、データセンターを越えて旅に出たという場合に関しては、もう別の国へ行っている。
そうなると、もう通信手段が異なると思ってもらえればいい。
なので、自分の国に電話をしたりメールを飛ばしたりチャットをしたりというのをしたいのであれば、やっぱり戻ってもらう必要がある。
そこがワールド間「テレポ」っていう名前とデータセンター「トラベル」っていう名前の違いだと思ってもらえれば一番わかりやすいかなと思います。
もちろん、旅に行ったデータセンターの中で、そのデータセンターの中にあるワールドの人たちとコミュニケーションを取ることはできる。

AfroSenju:
トラベルした際にレターを送ったりアイテム取引をすることは可能ですか?

吉田P:
データセンタートラベルをしているとリテイナーが呼び出せなくなるので、出品ができない。
ただ、移動先のマーケットで買い物をすることはできる。なぜなら、マーケットボードにはアクセスできるから。
旅先で商品を購入することはできるけどそこで商売はしないでください、みたいなものだと思ってもらえればいいです。
これらの詳しい何ができて何ができないかっていうのはあらためて実装する直前にしっかりお知らせしようと思うので、もうちょっとお待ちいただければと思います。


Sly:
ドマ式麻雀のようなゲームコンテンツが実装される予定はありますか?例えば花札とか。

吉田P:
もちろん、新しいマルチプレイでゴールドソーサーで楽しめるものというのは常に企画してますし、今もやってるものがあります。まだ今はコンテンツは明かせないですけど。
花札みんな詳しいんですか?

Sly:
花札を知って、視聴者と遊んでたりしますよ。

吉田P:
韓国でも実はすごく人気があるんですけど、花札。
ありか?ありなら考えるけど。
本当はね、トランプでポーカーとかブラックジャックとかが一番あっていいと思うんだけど、ギャンブルってなっちゃうんで、それが実装できない理由なので。
でもいいヒントをありがとうございます。