先日、海外の有名Twitch配信者が、配信内での「低俗/不適切な発言 vulgar comments」により、該当動画の削除要求および10日間のFF14アカウント停止措置を受ける ということがありました。
違反扱いとなった発言がどのような発言だったのか・どの動画を削除すればいいのかが示されなかったことから、GM対応全般についての議論がコミュニティで再燃しています。

公式フォーラムでも2日間で420件以上の返信が付いています。
https://forum.square-enix.com/ffxiv/threads/422761-The-Banning-Of-Players-For-Outside-Game-Content/
※2020/8/11 500件以上まで伸びていましたが、本日スレッドがクローズ処理なしに削除された模様

背景として、海外のGM対応は日本に比べて、一貫性の無さや曖昧さが見られる、という問題があるようです。


事例① パーティー募集でのクリア代行募集の放置

海外DCのパーティー募集では当たり前のように各種コンテンツのクリア代行募集が出ています。
マウント売りや極蛮神のクリアは、通常の出荷としてゲーム内のギルを支払って行われるものもあります。
一方、零式4層や絶のクリアも販売されていて、これらは基本的にディスコードへのリンクを貼っていて、そちらで会話してリアルマネーでの条件を提示し、アカウント共有してクリア代行をするというシステムです。

ディスコードの会話のSSを撮って通報しても、「外部の証拠では対応できない」とされてしまいます。

selling

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このような募集は主に「コンテンツルーレット」として登録されています。
パーティー募集ウィンドウを開いた時に一番上に来るからです。
プレイする上でも募集の邪魔となる迷惑行為ですが、明確な対処はされていないようです。

「日本で問題にならないことは対処されないのか」という諦めの声が多く聞かれるとともに、今回の配信者のアカウント停止事例と比較して、外部証拠の取り扱いについての一貫性の無さに批判が出ています。

https://forum.square-enix.com/ffxiv/threads/422757-How-is-advertising-RMT-in-party-finder-still-not-a-bannable-offense
https://www.reddit.com/r/ffxiv/comments/hdtuih/se_can_we_please_get_a_selling_option_in_pf_so_we/
https://www.reddit.com/r/ffxiv/comments/g7w0i2/why_isnt_advertising_savage_and_ultimate_clears/




事例② 街中ホーリー連打BAN事件

今年2月、リムサで白魔道士のアビリティ「ホーリー」を連打したという理由で3日間のアカウント停止になったプレイヤーがいました。

holyban

GM「調査結果より、チャットログへのスパム行為で他者のゲーム体験を妨害したと確認されました。この違反のため、あなたのアカウントは一時停止となります。」

プレイヤー「チャットログでスパム?ちょっと待ってください。私がいつチャットでスパムしたんですか?」

GM「アビリティを連打していました」

プレイヤー「ホーリーの連打でbanされるんですか?誰かに嫌がらせでやったんじゃなくて、他に3人ホーリーを連打しているプレイヤーがいたので、そこに加わっただけなんですが」

GM「スパム行為は規約違反です」

プレイヤー「わかりました。この会話のSSを撮ってもいいですか?Discordで友達に教えたいので。事前に連打しても問題ないか聞いて、みんな大丈夫だと言っていたんです。ホーリー連打は違反になるとみんなに情報共有したいので」

GM「いいですよ」


この時も公式フォーラムのスレッドで300件以上の返信がありました。
https://forum.square-enix.com/ffxiv/threads/414654-Holy-now-a-bannable-spell.

ホーリーの連打自体は確かにうるさいものの、GMに「チャットのスパム」扱いで処罰された点、それでは街中でクラフターをすることもアウトになってしまうのではないか、等と疑問が出ていました。
※コメント内で「やめるように声をかけたプレイヤーがいたが無視して連打していた」という情報もあり、それによるハラスメント扱いだったのではないかと推測もあります。