FFLogsで零式Perf98~100%を記録しており、現時点で4層ネオエクスデス黒魔道士DPSトップの
Sargatanas鯖Laqi Thishさんによる紅蓮版のジョブガイドが公開されていたので、内容を翻訳しました。

前半は主にLv70での単体スキル回しについて、後半はアビリティ使用/範囲攻撃/SS閾値の解説等です。

後半 → 4.0黒魔道士ガイド パート2/2

翻訳元:Google Document - 4.0 BLM Guide
Laqi Thishさんの FFLogsページ

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原文最終更新日:2017/9/10


●基本情報

公式のジョブガイドやゲーム内でのアクション・特性の説明を読みましょう。
説明文は時々変更されていることがあります。


アストラルファイアとアンブラルブリザード

いろんな効果があるので、特に与ダメージアップの効果量をしっかりと理解しておきましょう。


アストラルファイア(AF)

ファイア系魔法の与ダメとMPコストを上昇させるバフで、同時にブリザド系のMPコストを減少させます。
3スタックではブリザド系魔法の詠唱時間が半分になります。
AF効果中にはMPの自然回復が停止し、MP継続回復効果のあるバフも効果は適用されません。(リフレッシュ、サリャクの水瓶、ルーシッドドリーム)
直接MPを回復させるものであれば効果があります。(マキシエーテル、マナシフト、コンバート)

ファイア系魔法のMPコスト上昇量
・1-3スタック: MP200%(2.0倍)

ファイア系魔法のダメージ上昇量
・1スタック: +40%(1.4倍)
・2スタック: +60%(1.6倍)
・3スタック: +80%(1.8倍)

ブリザド系魔法のMPコスト減少量
・1スタック: -10%(0.9倍)
・2スタック: -20%(0.8倍)
・3スタック: -30%(0.7倍)

ブリザド系魔法の詠唱時間:
・3スタック: 50%(0.5倍)。リキャストタイムには影響なし。


アンブラルブリザード(UB)

MPの回復量を大幅に上昇させるバフで、同時にファイア系のMPコストを減少させます。
3スタックではファイア系魔法の詠唱時間が半分になります。

MPの自然回復量(3秒ごと):
・1スタック: 最大MPの32%
・2スタック: 最大MPの47%
・3スタック: 最大MPの62%

ファイア系魔法のダメージ減少量
・1スタック: -10%(0.9倍)
・2スタック: -20%(0.8倍)
・3スタック: -30%(0.7倍)

ファイア系魔法の詠唱時間:
・3スタック: 50%(0.5倍)。リキャストタイムには影響なし。


●開幕スキル回し

開幕では各種アビを使用し、バフ効果中に強いスキルを入れ、GCDへの食い込みをできるだけ避けるべきです。
下記のスキル回しは確定ではなく、戦闘の特徴や個人的な好みによって調整してください。
これらは全て開始前にカウントダウンがあり、残り0秒で最初の魔法が着弾する前提です。


激成ファイア回し
sharpf1
ブリザガ→エノキアン→サンダガ→ブリザジャ→ファイガ→三連魔→ファイジャ→薬→ファイジャ→激成魔→黒魔紋→ファイジャ→コンバート→ファイア→ファイジャ×2→Procファイガ→迅速魔→ファイジャ×3→ブリザガ→ファウル→サンダガ→ブリザジャ

事前詠唱: 4秒前にブリザガ詠唱開始

ファイア用に激成魔を使用することから、この名称で呼んでいます。
Proc使用にかなり柔軟性があります。サンダガProcが早めに発生したら、激成魔を遅らせてもいいです。
サンダガProcが遅ければ、Procファイガの使用を遅らせてもいいです。
安全で汎用性の高い開幕回しです。
激成魔を三連魔の後に使っているので、次の激成は自然にファイア使用のタイミングにリキャストが合うことになります。

使える場所:
オメガ零式デルタ編3層 - ファイガProcはスタンの前か後に使用し、AFを維持して開幕回しを完了させる
オメガ零式デルタ編4層 ネオエクスデス - ファイガProcと迅速魔を使ってボスのブリザガAoEを避ける


激成サンダガ回し
sharpt3
激成魔→ブリザガ→エノキアン→サンダガ→ブリザジャ→Procサンダガ→黒魔紋→ファイガ→三連魔→ファイジャ→薬→ファイジャ→迅速魔→ファイジャ→コンバート→ファイジャ→ファイア→ファイジャ×4→ブリザガ→ファウル→サンダガ→ブリザジャ

事前詠唱: 10秒前に激成魔、4秒前にブリザガ詠唱開始

サンダガ用に激成魔を使用することからこの名称にしています。
そこそこのSSがあれば、サンダガProcをファイアの前か後に使用できます。
最悪のケース(サンダガProcが多くファイガProcがない)では、後半のファイジャをファイアに変更。
戦闘開始前の激成魔を早めに使用することによって、次の激成魔はUB中のサンダガに、次の三連魔はAF時にリキャストが合い、AFフェーズ前半にファイジャ×3とサンダガProcが確実に撃てるようになります。

使える場所:
デルタ編零式1層、2層  - その他開幕で固定砲台ができる戦闘全て
デルタ編零式4層エクスデス - ボスのブリザガAoEがちょうど三連魔使用時に合う


3.xスタイル
3xstyle
激成魔→ファイア→Procファイガ→エノキアン→三連魔→ファイジャ→薬→ファイジャ→黒魔紋→ファイジャ→コンバート→ファイア→ファイジャ×3→ブリザガ→サンダガ→ブリザジャ

事前詠唱: 10秒前に激成魔、3秒前にファイア詠唱開始

蒼天時のスキル回しに似ていることから。
ブリザガ開始の回し方よりも最初のDPSは高いですが、ファウルが使えるようになる前に終わってしまいます。
そのためUB中にブリザガ→サンダガと使うことになるか、サンダガ→ブリザガと撃てるようにMP回復を待たなければいけません。ブリザガ→サンダガの順で使用してしまった場合は次にファイジャを6回撃つためのMPが足りなくなります。

使える場所:
デルタ編零式3層 - バーストが早いのでスタンの来るタイミングがUB中に合う




●スキル回し

基本のスキル回し
baserotation
ブリザガ→ブリザジャ→サンダガ→ファウル→ファイガ→ファイジャ×3→ファイア→ファイジャ×3

Procを省いた基本的な回し方です。UBフェーズ、AFフェーズ前半、AFフェーズ後半 の3つのフェーズに分けることができます。


UBフェーズ

UBをProc無しの生サンダガで終わらせないようにします。
AF中にファイジャを6回撃つためのMPが足りなくなってしまいます。

半詠唱ブリザガの直後は、アビリティを挟むために適したタイミングです。(激成魔/黒魔紋/ルーシッド)
三連魔のリキャがファイガ後に戻る場合、激成魔をここで使い、AF中にProcサンダガを使えるようにします。

DoTの残り時間が長ければサンダガはスキップ可能です。個人的にはブリザガ着弾時にDoTが16秒以上残っていれば、サンダガ更新は不要と判断しています。また、フェーズ移行前や戦闘終了直前ではDoTを更新しても意味がないので使いません。

ブリザジャのスキップは単独ではDPSアップになりますが、実戦では「UBフェーズをMP満タンで終わらせる」+「ファウルが次のUBフェーズで即使える」といった条件が必要になります。また、その後のアビリティのタイミングがずれるという問題があります。(激成魔がブリザガ直後に戻り、三連魔がファイジャ直後に戻る)
そのため、ターゲットの残りHPが少ないかフェーズ移行でファイジャが6回撃ちきれない時にのみブリザジャをスキップすることをおすすめします。

UBフェーズでは追加でもう1つ魔法を詠唱する時間があります。ファウルが上書きされそうな場合に2回目のファウルを入れるために使えます。また、三連魔や黒魔紋がなく、AF中にうまくProcサンダガが使えなさそうな時に、UB中にProcサンダガを消費してしまってもいいです。

例:

先ファウル
foulfirst
ブリザガ直後にブリザジャをするMPがない場合、または薬や騙し討ち等のバフ中にファウルを合わせたい場合。
ファウルが上書きされそうなときもこの順番で使用。

先ブリザジャ
b4first
ブリザガ直後にブリザジャができる場合はこれ。

先Procサンダガ
t3pfirst
ProcサンダガをUB中まで取っておける場合はこれ。
Procの残り時間に余裕があればProcサンダガの使用を遅らせてもOK。


AFフェーズ前半

ファイアの前にできるだけファイジャ3回を入れるようにしますが、時間切れしそうなProcがあれば消費すること。
サンダガProcがファイアの前に切れそうな場合は、三連魔/黒魔紋/高スペスピでファイジャ×3+Procサンダガを入れられるようにするか、ファイジャ×2+Procサンダガで妥協します。
アビリティ(激成魔/黒魔紋/ルーシッド)を挟むには、半詠唱ファイガの後に使用します。アビは三連魔が使えるなら三連魔を優先し、無詠唱で魔法を使った後のGCD間に他のアビを使用します。

例:
Procサンダガの位置は確定ではありません。Proc残り時間が少なかったり他のバフ効果中であれば早めに使用。

ファイジャ×3
3xf4
特にProcがないときの基本回し。

三連魔+ファイジャ×3+Procサンダガ
triple3xf4t3p
三連魔があれば、黒魔紋がなくてもファイア前にファイジャ3回とProcサンダガが間に合います。
この場合は事前のUBフェーズ中に激成魔を使い、サンダガを確定でProcさせるのが理想です。

ファイジャ×2+Procサンダガ
2xf4t3p
最悪のケースですが、サンダガProcを無駄にするよりは良いです。
これでもAF中にファイジャを合計6回入れることは可能ですが、後半がより複雑になります。

ファイジャ×3+Procサンダガ
3xf4t3p
黒魔紋、または非常に高いSSが必要です。(後述リスト参照、SS2152以上)


AFフェーズ後半

理想的にはサンダガProcを無駄にすることなく、前半と合計で6回のファイジャを入れます。
前半で3回入っていれば、後半でも簡単に3回ファイジャが入ります。
前半で2回だった場合は後半が複雑になり、ファイジャを4回撃つか、3回+ファイア1回にするか、もしくは単純にファイジャ3回だけで終わらせるかを状況により判断することになります。

例:
Procサンダガの位置は確定ではありません。残り時間が少なかったり他のバフ効果中であれば早めに使用。

Procファイガの使用を明示しているのは最後の例だけですが、ファイガProcがある場合はUBフェーズに入る前に必ず使用します。また、移動時用のスキルとして使ったり、AF3の延長に使用し全てのファイジャとProcサンダガを使いきれるようにしましょう。

ファイジャ×3
3xf4
基本回し。サンダガProcがなく、AFの前半フェーズでファイジャを3回撃てた場合。

ファイジャ×3+Procサンダガ
3xf4t3p
サンダガProcがあり、AF前半でファイジャを3回撃てた場合。

ファイジャ×4
4xf4
前半でファイジャを2回しか撃てず、かつサンダガProcがない場合。

ファイジャ×3+Procサンダガ+ファイア
3xf4t3pf1
前半でファイジャを2回しか撃てず、ファイガがProcせず、かつサンダガProcがある場合。
代わりに上記の ファイジャ×3+Procサンダガ 回しで早めにUBフェーズに入ることも可。

ファイジャ×4+Procサンダガ+Procファイガ
4xf4t3pf3p
ファイアでファイガProcが発生した場合は、前半フェーズでファイジャが2 or 3回のどちらだったとしても、Procファイガを途中で使うことでProcサンダガも入れられるようにします。
ファイアに激成魔を使った場合は、サンダガProcがあれば確定でこの回しを使用できます。


続き → 4.0黒魔道士ガイド パート2/2