EU圏内では2018年よりGDPR:一般データ保護規則が施行されています。
この法律では、個人データの厳格な管理だけでなく、本人の個人データの開示要求があった際に応じることが義務付けられています。
FF14もEU向けにサービスを提供しているため、GDPRの対象となります。

プレイヤーがGMからペナルティを受けた場合、通常は規約違反と認定された行為についての詳細は教えてもらえませんが、EU在住であればGDPRリクエストを行うことで違反行為のログを開示してもらえることが確認されました。

__________

PSA: EU citizens can access chat logs for GM warnings through a GDPR request より引用:

以前2019年に、リムサで「平手打ち」エモートのスパム行為でGMから警告を受けました。
(当時は初心者で、エモートを使うとチャットにもログが流れることに気付いていませんでした)
もちろん詳細は教えてくれなかったので、エモ連打が理由だというのはあくまでも推測です。

「ペナルティの際に理由を教えてもらえない」というのはGMについての苦情でよく聞かれます。
そこで、GDPRに基づいた開示請求は使えないのだろうか、と思いつきました。
実際に先月GDPRリクエストを送ってみたところ、答えはYESでした!

警告対象となったチャットログをフルで送ってくれました。
他のプレイヤーの個人情報は開示できないので、自分が流したログのみ。
(予想通りリムサでの「平手打ち」エモート連打でした)

もしEUに住んでいて、ペナルティを受けた理由の詳細を知りたいなら、スクエニに問い合わせを送ると教えてもらえます。
ちなみにこちらが開示されたログです。
(近くにいた人は相当うざかったと思います。ごめんなさい)


slaplog

__________

※エモートのログはエモートウィンドウの ログに表示する のチェック、または /emotelog でオンオフが切り替えられます。