2017/7/11追記
この記事の内容は3.xまでのものとなっています。
4.0版はこちら→ Aiurily Ari/Miyuri Aiさんの4.0レンジFAQ:機工士編

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翻訳元:http://www.tinyurl.com/aiurilyFAQ


パート①:開幕スキル回し等
パート②:バフ回し、サブステ、最強装備等
パート③:ガウスバレル切り替え、レッグ/フットグレイズの使用法等 (当記事)
パート④:補足情報、アレキ律動編零式ヒント


機工士FAQ ③:ガウスバレル切り替え、レッグ/フットグレイズの使用法等

Q: スタンス切り替えって?ガウスバレルを切る理由と、やった方がいいの?
A: スタンス切り替えとはDPS向上のために各種ポイントでガウスバレルをオン/オフにすることです。
ガウスバレルを切る理由は3つあります。 

①動かなくてはいけないが移動中にWSを使えない、という時は必ずガウスを切ります。
基本的には移動のためにガウスを切るのは優先度が低く、
ラピッドファイアやスラッグ/クリーンProcを使ってGCDを回した方がいいですが、
それが無い場合にはガウスバレルを切ってください。

②特定のバフやデバフ中に追加のGCDスキルをねじ込む場合。
一番わかりやすいのがワイルドファイアの発動前(残り1秒程度)にガウスを切り、
追加のスプリットショットを入れる場合です。

③これが一番の理由で、正確にやればDPSが1%ほど増加します。失敗すればDPSロスです。
「ガウスバレル有りWS」が「ガウスバレル無しWS+AA」より強いスキルはレッドショットしかありません。
ホットショット、スプリットショット、スラッグショット、クリーンショットは
特殊弾の有無に関わらずガウス有りよりもガウス無しWS+AAの方が強いです。

ガウス有りスプリットより、ガウス無しスプリット+AAの方が約17.6%強い
ガウス有りスラッグより、ガウス無しスプリット+AAの方が約8.6%強い
ガウス有りクリーンより、ガウス無しクリーン+AAの方が約5.5%強い

では何故普段はガウスをオンにして、短時間しか切らないのかというと、
オートアタックの間隔はGCDより遅く、長期的には「GCD1回につきAA1回」は入らないからです。
このためダメージ増加には細かいスタンス切り替えをすることになります。

さらに、切り替えを上手く行うとGCD数よりも多くオートアタックを入れることができます。
タイミングが正しければ1GCD分で2回のAA(ガウス無しWSの前後)が入り、大きなDPS上昇となります。
GCDがAA間隔に追いつくまでの間は2GCDで3AA、3GCDで4AAとなります。
これがガウス切り替えでの大きな目標です。
ガウス無しスプリット+2AAなら、ガウス有りスプリットよりも58%のダメージ増加が見込めます。

この動画では1GCDに2回AAを入れる方法を紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=NRrOK6pWz0w
詠唱無しのWSの後にガウスバレルを切ることで、これを可能にしています。

1GCDに対して1AAの場合はガウスのオンオフは労力に対しリターンが少ないです。
また、GCD外のアビリティをガウスオフで使用するのは完全にDPSロスとなります。
ブランク・ヘッドグレイズ・ハートブレイクをガウス無しで撃つこと、
そしてガウスラウンドとリコシェットが撃てないまま置いておくのはDPSロスになります。
最後に、レッドショットは必ずガウスバレル有りで使用するべきです。

ガウスバレルを切る条件は下記になります。
100%厳格な決まりではないですが、ガイドラインとして有効です。 

1.  アビリティが全てリキャスト中であり、ガウスを切る予定時間中は全てリキャスト中であること
2.  即時発動のWSの後(Procしたスラッグショット/クリーンショット、またはフェイント)
3.  ラピッドファイア中以外
4.  レッドショット前以外

フローチャート形式
flowchart
ガウスの有無によるダメージ量の検証データは公式フォーラム(英文)に大まかに書いてます。


Q: クイックリロードの使い方は?スラッグショット用?ホット/レッドショット前には使わない方がいい?
A: 基本的にはリキャスト毎に使うと、ホットショット/レッドショットには被らないはずです。
スラッグショットに取っておくより、リキャストが明けたらすぐ使ったほうがいいです。
単純にprocの枠が開いていたらスプリットかスラッグに使います。

Procの枠がしばらくない場合(既にprocが2つ発動していてリロードを使用し、
Proc用の特殊弾を無駄にしないためにはあと4~5GCDほど時間がかかる場合)は、
基本的には待たずにすぐにクイックリロードを使った方がいいです。
10秒以上クイックリロードを寝かせるのは無駄なので、単純にWSの威力増加のために消費します。


Q: PvEで耐性持ちのボスに時々レッググレイズ/フットグレイズを使ってるのはどうして?

A: Proc発動の確認を早めることができた3.2前からの癖です。
スプリットショット直後にアビリティ(何でも)を使うとProcの表示が速くなります。
Proc判定のタイミングが修正された今はあまり重要ではありません。
レッググレイズはこれのためだけに使用しています。

フットグレイズは、使用すると自分とタレットのAAが止まるので、攻撃を完全に止めたい時に有効です。
(起動零式4層でヤークトを運ぶ時、律動零式4層のボルテッカー・スウィンドラー削りストップ時)
それ以外の時に使うとDPSが下がるのでやめましょう。

追加としては、敵のスイッチを入れるスキルとしてレッググレイズを使い、
行動/移動をすぐに開始させることもできます。
律動零式1層の蛇、2層のスウィンドラーでの雑魚沸き等。
範囲攻撃を当てるために早く移動してほしいときに有用です。


Q: サプレッシブファイアとヘッドグレイズはどっち使えばいい?
A: 明らかにスタン又は沈黙が必要な時以外はヘッドグレイズです。
サプレッシブファイアの方がかっこいいですけど。

沈黙を入れなくてはいけないけど、沈黙役を他の人が担当する、という場合も
敵に耐性を付けないためにサプレッシブファイアを使うことになるかと思います。
 

Q: 他に上級アドバイスある?
A: この動画見てみてね。https://www.youtube.com/watch?v=V6P3aMPO4lA
MP/TP回復時は切り替えを上手くやると、12%~のDPSロスを6%ほどに抑えることができます。

動画説明
実戦ではあまり使わないけど理論上便利な小技集。

0:00 タレットのプロモーションを5秒ごとくらいに切り替える(オフ後すぐオンにする)と、
   TP/MP回復の効果を切らすことなくタレットの攻撃を入れることができます。
0:24 HC有りで同上。敵の物理耐性低下とTP回復2倍を両方維持し続けています。
※ここからは3.2でProc発動タイミングが調整され不要に
0:44 普通のスプリットショットproc。
0:48 スプリットショット+レッググレイズでprocタイミングを早めています。   
0:52 スプリット後に「スラッグショット効果アップ」のバフが付いた瞬間のSS。
   GCDが明けるまでの残り時間に注目。
0:56 スプリット+レッググレイズ使用時の「スラッグショット効果アップ」が付いた瞬間のSS。
   上記よりかなり早いタイミングでproc効果が付いていることがわかります。
   黒魔でproc判定を早めるために堅実魔やレサージーを使うのと同じコンセプトですが、
   GCDの食い込みがないのでもっと便利です。 

0:59 タレットの攻撃間隔は、ハイパーチャージの効果が入る時と切れる時でリセットされます。
 
あと、機工スキル回しの解説付き動画もあるので見てみてね。
https://www.youtube.com/watch?v=UBpt4_aPMY4
※解説内容はこのFAQとほとんど被っているので訳は割愛します。 
主にガウスを切るタイミングの見極めについて説明されています。


続き: パート④ 補足情報、アレキ律動編零式ヒント